東洋医学健康セミナー

千葉大学環境健康フィールド科学センターにて行われた東洋医学健康セミナーでお話しを伺ってきました。

臨床実験などにより証明されている漢方の効果のお話しや、東アジア伝統医学の展開についてのお話しで、大変興味深いものでした。

同センターでの漢方のセミナーは今回2回目の開催でしたが、漢方は患者さんに合わせた微妙な調整が可能な点、科学で追いつかない部分を活かすことができる点などを確認することができました。

先人は自然を手本にし、自然の摂理を観察することで、自然のもつ治癒反応を信じ、それを助けるものを取り入れてきたというお話しもありました。そして、何らかのケアは「丁寧にする」という気持ちも大切であるというお話しも印象的でした。

よく「手当て」という言葉を使いますが、手を当て、丁寧に優しくケアをすることが相手を癒すということを表す言葉だと思います。そして、古くから家庭で行われてきた民間療法にも、その精神は生かされています。このような先人の知恵と自然の持つ力に学ぶことが、今、見直されているのではないかと感じます。

2011年に行われた日本漢方生薬製剤協会のインターネット調査によると、医師の9割が漢方薬を処方していることが分かったそうです。

現代医学と東洋医学が共に補い合うことで、より一人一人に合った治療を見つけることができることの表れであると感じます。

今日貴重なお話しをしてくださった、勝野先生と山岡先生ありがとうございました。