春一番

春一番が吹いたとはいえ、まだ寒さが残る時期ですね。

余寒を感じながらも、道すがら咲く梅の花に春の訪れを感じます。

季節の変わり目というのは、古くから大切にされてきましたが、冬から春への移り変わりと言えば「節分」の豆まきですね。

ご自宅で豆まきをされた方も多いのではないでしょうか。

昨今は、節分といえば「恵方巻き」がスーパーの店頭に並びますね。恵方巻きはご存知のようにその年の恵方を向いて食べるとされています。恵方巻きはもともと七福神にあやかっているため、七つの具材を使った太巻きが良いとされているそうです。

その他にも、四国を中心とした地域では「こんにゃく」を食べる習慣もあるそうです。「こんにゃく」は昔から「腸の砂下ろし」「胃のほうき」などと呼ばれ、体内の毒素を体外へと排出し身を清めると考えられてきました。そのため、大掃除の後や大晦日、節分などには食べられてきました。実際、こんにゃくは便秘解消や成人病予防などさまざまな健康効果が期待できると言われていますね。

また、「けんちん汁」も節分の行事食の一つですが、「けんちん汁」の中には大根、にんじん、ごぼう、里芋などの根菜類、こんにゃく、豆腐などを入れ食べるのが一般的です。根菜類は身体を温める作用があるものが多く、この時期には身体が欲する食材でもあります。また前述の通り、こんにゃくは身体の中をきれいにしてくれます。豆腐は言うまでもなく大豆から作られており、たんぱく質が豊富で、大豆をそのまま食べるよりも消化吸収が良いのが特長です。

先人は、季節の節目に「行事食」を食べ伝えてきましたが、それらに学ぶところは多いですね。

季節の変わり目は、体調も変化しやすい時期です。インフルエンザの流行も少し遅れてやってきているようです。また、「花粉症」も出始めているとのことです。「冷え」により身体の抵抗力を落とさないようにお過ごし下さい。

身体の欲するものを食べ、健やかに暖かい春の到来を迎えたいものですね。